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にきび予防と保湿

にきびができると、あんまり色々つけない方がいいのかもと思って、何もしない人がいますが、にきび肌でも保湿はしっかりしなくてはいけません。ではにきび肌にはどのように保湿をしたらいいのでしょうか。

@ にきび肌は油分を控える
皮脂はニキビ菌(アクネ菌)の栄養源になります。どれだけ上質で天然の油でも、油分は全てニキビ菌の繁殖の原因となり、にきびを増やすことにつながりかねません。クレンジング剤や洗顔料、乳液やクリームなど、化粧品に含まれるすべての油分も同様です。なるべく油分の少ない化粧品を使うようにした方がいいでしょう。
A にきび肌には水分が必要
皮脂の多いオイリー肌だからといって、乾燥肌ではないとは限りません。特に大人のにきびの場合、肌が乾燥し角質が厚くなり、毛穴をふさいでしまった結果、皮脂がつまりにきびの原因になっていることが多いのです。こういった場合は特に保湿をしっかりしなくてはいけません。
B 化粧水は保湿ではない
クレンジングや洗顔のあと、保湿のためと思って化粧水をつける人が多いと思いますが、実際のところはどうでしょうか。確かに化粧水をつけると潤った気がして、保湿できたように感じます。しかし、化粧水の成分のほとんどは水ですが、水をつけたからといってその水分がそのまま肌の水分になってくれるわけではありません。荒れた手のひらに水をつけても、蒸発してしまえばまた元の荒れた手に戻ります。バサついている髪の毛を濡らしても、乾けばまたバサつくのと同じで、水をつけるだけでは本当の保湿にはなりません。

保湿とは、肌の水分を保ってくれるセラミドやヒアルロン酸といった保湿成分を補うことをいいます。「肌の保湿機能を高める」ことが本来の保湿なのです。

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